ブラスト加工
ブラスト加工とは
ブラスト加工とは、さまざまな素材の研磨材をエアーでステンレス表面に射出し凹凸をつくることで機能性や意匠性を付与する加工です。
太華工業ではブラスト加工を機能用途と意匠用途に分類し、使用するステンレス鋼種の選定から研磨加工の方法まで用途に応じた最適を選択しお客様にご提供しています。
ブラスト加工後の表面
表面の凹凸から梨地(なしじ)と呼ばれたりもします。
この凹凸の大きさは研磨材の種類でかえることができます。
ブラスト加工製品が活用されるシーン
機能用途
密着性を上げるためにわざと表面を粗くするなど、用途に応じた適度な粗さが必要な用途に活用されます。特殊なステンレスと組み合わせてご提案することが多いです。
(よく活用いただいている業界) カード業界
意匠用途
シックで落ち着いたマット調の表面や、他の研磨と組み合わせてマット調でありながら光沢がある表面が求められる用途に活用されます。
(よく活用いただいている業界) 建築建材業界
ブラスト加工の種類
太華工業では、お客様の用途やご要望に応じて最適なブラスト加工をご提案します。 |
【ガラス系】
ガラス系の研磨材を使用したブラスト加工で広く活用されています。凹凸はありながらも滑らかな表面で、落ち着いた雰囲気の表面仕上げができます。
【セラミック系】
セラミック系の研磨材を使用したブラスト加工です。ガラス系よりも表面を粗くすることができるので、粗さが必要な用途に活用します。
製造可能範囲
板厚 | 0.4~2.0mm |
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幅 | MAX1219mm |
長さ | MAX4000mm |
※NSS431DP-2を使用した場合の標準可能範囲です。範囲外のものであってもご遠慮なくご相談ください。