株式会社ユーチカ×太華工業株式会社株式会社ユーチカ×太華工業株式会社

養豚経営を向上させる「ステンレスすのこ」
養豚経営を向上させる「ステンレスすのこ」

特許申請中

養豚経営を向上させる
ステンレスすのこ

高機能ステンレスによって、耐久性が高く、
超軽量の全く新しいステンレスすのこが開発できました。

養豚事業者の皆さまへ

養豚事業者の
こんなお悩みありませんか?

コスト面

エサ場周辺のコンクリートすのこが短期間で腐食するので、入れ替え作業の負担が大きく、コストが重くのしかかっている。

衛生面

衛生的な環境を維持しないといけないが、コンクリートすのこの洗浄作業に時間がかかり過ぎる。

成果面

さまざまな取り組みで事故率の低減や出荷成績の向上を目指しているが、なかなか成果が出ない。

ステンレスすのこで大幅な養豚環境の改善!

01

コスト面

「ステンレスすのこ」は腐食しづらいので入れ替えが不要。
トータルコストの大幅削減に繋がりました。

02

衛生面

糞切れ性能が抜群で非常に衛生的。
これまで重労働だった洗浄作業がとても楽になりました。

03

成果面

衛生的な環境が保たれることで、
事故率の低減や食欲増進による出荷成績の向上が期待できます。

ステンレスすのこで大幅な養豚環境の改善!

01

コスト面

「ステンレスすのこ」は腐食しないので入れ替えが不要。
トータルコストの大幅削減に繋がりました。

02

衛生面

糞切れ性能が抜群で非常に衛生的。
これまで重労働だった洗浄作業がとても楽になりました。

03

成果面

衛生的な環境が保たれることで、
事故率の低減や食欲増進による出荷成績の向上が期待できます。

ステンレスすのこの「ウレシイ」特徴

01

驚きの耐久性

素材に採用しているステンレスの耐久性はとても高いので、コンクリートすのこのように定期的な交換は必要ありません。まさにメンテナンスフリー!

02

軽いのに強い

サイズが1,800mm×360mmの場合、重量はたったの10kg。コンクリートすのこの1/8以下で、設置作業もラクラクです。それでいて強度は高く、耐荷重は等分荷重を前提として1トン以上になります。

03

とっても衛生的

糞切れ性能が抜群なので、非常に衛生的です。エサ場の気になる汚れも残りにくく、常に清潔に保たれます。出荷のたびに苦労している洗浄作業もほとんど必要ないほどで、きれい好きな豚の成育にも好影響を与えます。

養豚すのこ素材別比較表

ステンレス コンクリート
重さ 10kg 85kg
耐久性
糞切れ性
設置作業負担
清掃作業負担
衛生環境
イニシャルコスト
トータルコスト

※重さはサイズが1,800mm×360mmの場合

養豚すのこステンレス・コンクリート比較

ステンレス

腐食がなく、綺麗な状態を保ったまま

コンクリート

腐食が進み、交換が必要な状態

ステンレスすのこの仕様

超軽量

1/8軽量に!(1,800mm×360mmの場合)

強度抜群

1トン以上の荷重OK!(耐用年数は20年以上を想定)
ステンレスすのこの仕様
ステンレスすのこの仕様
  • 高機能ステンレス「NSSC 2120®」使用※「NSSC 2120®」は日鉄ステンレス株式会社の登録商標です。
  • ステンレスすのこ1枚は横板4本で構成(横板巾65mm/溝巾25mm)
  • 溝面積が全体の30%あり、糞尿落下がスムーズ
  • すのこ側面と底面に糞尿が付着しない構造
  • 簡単な洗浄作業で、すのこ表面にも糞尿が残らない
  • 板面にエンボス加工(凹凸加工)を施しており、豚や人が滑りにくい
  • 隣接するステンレスすのこ同士が連結する仕組みで、豚がすのこをひっくり返せない

オーダーメイド
で製造できます

長さ(2,400mmまで)、巾、高さ、横板巾、溝巾を1mm単位で調整可能です。

オーダーメイド例

一般的なサイズはこちら

サイズ

長さ1,500mm×巾360mm
×高さ70mm/溝巾25mm

重さ

約8kg

サイズ

長さ2,000mm×巾400mm
×高さ80mm/溝巾25mm

重さ

約12kg

サイズ

長さ1,200mm×巾315mm
×高さ50mm/溝巾15mm

重さ

約6kg

養豚事業者の皆様へ

養豚経営を向上させる
「ステンレスすのこ」

高機能ステンレスによって、耐久性が高く、
超軽量の全く新しいステンレスすのこが開発できました。

ステンレスすのこに採用されている
NSSC 2120®の紹介

NSSC 2120®と
他のステンレスの比較

NSSC 2120® SUS430 SUS304
ステンレス鋼 フェライト系とオーステナイト系
両方の組織からなる二相ステンレス鋼
フェライト系
ステンレスの代表鋼種
オーステナイト系
ステンレスの代表鋼種
主成分 Cr21%・Ni2% Cr18% Cr18%・Ni8%
磁性 ある ある ない
耐食性
加工性
価格 SUS304と同等程度 比較的安価 比較的高い
用途 ダムや水門、橋梁関係といった
厳しい環境を含め、幅広い用途
業務用厨房用品や
自動車部品など
家庭用小物や建築用部材
産業機械など
ポイント 強度が高く、それを利用した薄肉化によって
イニシャルコストを抑えることが可能な
高機能ステンレス
馴染みやすいステンレスとして
広く使用されている
ステンレスの代表ともいえる鋼種で
オールマイティな存在

※「NSSC 2120®」は日鉄ステンレス株式会社の登録商標です。

開発者が考える
NSSC 2120®のここがスゴイ

01

「NSSC 2120®」で
圧倒的な軽さを実現

「NSSC 2120®」は高い設計基準強度を持つため、板厚を薄くすることができ、薄肉効果によって圧倒的な軽さとコストダウンを実現できました。また、軽量化により作業負担も軽減され、設置作業や洗浄作業の効率が向上します。

02

「NSSC 2120®」が誇る
高い耐食性

「NSSC 2120®」は耐食性が非常に高く、過酷な環境でも腐食しづらく、結果として、修繕やリニューアル工事の手間や費用を削減できます。

03

「NSSC 2120®」による
環境負荷低減

「NSSC 2120®」を使用したステンレスすのこは、従来の素材よりライフサイクルが長くなります。これによりトータルコストの大幅削減が可能となり、環境負荷を低減することができます。

開発ストーリー

養豚事業との出会い〜畜産資材加工への転身
01

養豚事業との出会い
〜畜産資材加工への転身

私は中学校を卒業してすぐに上京し、金属部品を製造する仕事に就きましたが、そこで様々な製作工程を経験し金属加工の基礎を学びました。その後、大学で畜産の基礎知識を学び、高知県に帰郷して養豚事業に取り組みました。そこから約20年間でおよそ10万頭の豚を育てて出荷し、養豚に関する深い知見を得ました。一方で金属加工の技術と実践的な経験を活かし、養豚家が抱える課題を解決すべく、畜産資材加工業のユーチカを立ち上げることにしました。
すのこを活用した豚舎〜コンクリートから鉄へ
02

すのこを活用した豚舎
〜コンクリートから鉄へ

昔の養豚の畜舎ではデンマーク式豚舎と呼ばれる、居住スペースと排便場所を壁で仕切る方式が主流でしたが、その後、養豚業界で採用され始めたのが、居住スペースに床下をつくり、その上にコンクリートすのこを敷いて、糞尿を下に落とす方式でした。しかしながら、コンクリートすのこでは、糞切れが悪いために次々と糞尿が重なって踏み固められてしまうという問題が残ってしまいます。そうした課題の解決に向けて、私は鉄製のすのこを試作し、自社農場で性能を確認することにしました。いわばこれが「ステンレスすのこ」の原点と言えるかもしれません。
鉄から汎用ステンレス、そして「NSSC 2120®」へ
03

鉄から汎用ステンレス、
そして「NSSC 2120®」へ

コンクリートすのこから鉄製すのこへの切り替えアイデアは画期的でしたが、鉄の腐食問題が解決できず製品化は困難でした。そこでステンレスを採用し、不動態被膜による腐食防止を実現しました。最初はSUS430を使用しましたが、使用環境によっては腐食が起こる場合があり、次にSUS304を検討しましたが、コストが大幅に上昇してしまいます。そんな中、以前から付き合いのあった太華工業から紹介されたのが日鉄ステンレスの独自鋼種である「NSSC 2120®」でした。
「NSSC 2120®」で作るステンレスすのこ
04

「NSSC 2120®」で作る
ステンレスすのこ

「NSSC 2120®」は高い設計基準強度を持つため、従来のSUS430やSUS304よりも板厚を薄くできます。kgあたりの単価ではSUS304と同等程度ですが、薄肉効果によってコストダウンが実現できました。さらに、すのこの軽量化により作業負担も軽減され、設置作業や洗浄作業の効率が向上しました。耐食性もSUS304と同等以上のため、修繕やリニューアル工事の手間が省けるので、ライフサイクルの伸長にもつながります。
未来の養豚業界の発展へ向けて
05

未来の養豚業界の
発展へ向けて

「NSSC 2120®」の活用により、全く新しいステンレスすのこが開発できました。コンクリートすのこと比べてイニシャルコストは高くなりますが、豚舎の環境改善や作業負荷の軽減などのトータルコストを考慮すると、ステンレスすのこには絶対的な自信があります。さらに、豚舎の環境改善により、事故率の低減や食欲増進による出荷成績の向上も期待できます。これからもより多くの豚舎でステンレスすのこをご活用いただくことで、未来の養豚業界の発展に向けて貢献していきたいと考えております。

ステンレスすのこ開発者

株式会社ユーチカ 代表取締役 近森 毅

株式会社ユーチカ
代表取締役 近森 毅

高知県出身。15歳で上京し金属加工会社に就職。新幹線の部品製造に携わる。
日本大学短期大学部で畜産を学び、1972年高知県に帰郷し養豚事業に従事。
1990年養豚事業を廃止し、金属製畜産資材の製造販売に転身。株式会社ユーチカを設立。
2018年に養豚用ステンレスすのこを開発。

お客様事例

CASE01

コストとして重くのしかかっていたコンクリートすのこの入れ替え作業、それがステンレスすのこに変えてからは必要なくなりました!

有限会社ブライトピック千葉(千葉県)

執行役員 部長 瀧川 和茂 様

執行役員 部長瀧川 和茂 様

黒潮農場 場長 光庵 豊仁 様

黒潮農場 場長光庵 豊仁 様

課題と導入のきっかけ

課題と導入のきっかけ

当社の豚の飼料はリキッドタイプです。長年の研究により現在のスタイルに行きつきました。しかし、リキッドタイプの飼料のため、エサ場の食べこぼしが広範囲に広がります。そこで、エサ場周辺のコンクリートすのこに特殊な塗料を施して腐食を遅らせていますが、耐久年数は7〜8年しかありません。表面のコーティングがない場合は2〜3年で入れ替えが必要になります。この入れ替え作業は、足場の悪い狭い豚房で重たいコンクリートすのこを搬出し、新しいコンクリートすのこを搬入するという大掛かりなものです。しかし、その悩みを解消してくれたのがステンレスすのこでした。

ステンレスすのこの活躍

近年ではコンクリートすのこの入れ替え作業は専門業者に委託することが一般的でしたが、外注費用は見落としがちな形で重くのしかかっていました。また、人手不足により作業が遅れることもありますし、外注費用も値上がりしています。そこで、ステンレスすのこに変更することにより、トータルコストの大幅削減に繋がると期待しています。イニシャルコストは高くなりますが、その後のコスト抑制によって差額は十分に取り戻せるレベルです。また、洗浄作業も最小限に抑えられることは副産物的なメリットであり、衛生面で優れたステンレスの特徴と感じています。

今後に期待すること

今後に期待すること

当社はこの先も出荷頭数を増やし、事業規模を拡大する方針ですが、飼料の高騰など養豚業界の環境は不安定です。また、豚舎建設にかかる建築コストも大幅に上昇しており、当社にとっても困難な状況が続いています。
私たちは養豚資材のスペシャリストである株式会社ユーチカやステンレス専門家の太華工業株式会社に、新たな製品開発による養豚業界の改革を期待しています。
引き続きご支援をいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

CASE02

出荷のたびに行っていたコンクリートすのこの洗浄作業は重労働でしたが、ステンレスすのこに変えてからはとっても楽になりました!

キリシマドリームファーム株式会社(宮崎県)

執行役員 部長 瀧川 和茂 様

取締役 生産部長髙橋 義昭 様

生産部御池農場長 吉永 誠 様

生産部御池農場長吉永 誠 様

課題と導入のきっかけ

課題と導入のきっかけ

エサの選定には多くの時間がかかってきましたが、エサに含まれる物質によってエサ場周辺のコンクリートが腐食する問題が残りました。腐食が進むとコンクリートの表面が変形し、清潔さが保たれなくなります。そのため、衛生的な環境を維持するためには洗浄作業が必要ですが、人手が限られており、作業は大きな負担となっていました。
そんな中、ステンレスのすのこと出会い、最初は半信半疑でしたが、試験的に導入して使用枚数を増やしていきました。

ステンレスすのこの活躍

ステンレスすのこの糞切れ性能はエサ場周辺でも確かな効果を発揮し、食べこぼしによる汚れが広がる給餌器周りも常に清潔に保つことができました。当社では今もコンクリートすのこを使用している豚房もありますが、その差は明らかです。また、懸念していたスリップについても、豚が転倒するような事例はほとんどありません。現在は数年の投資計画に基づいてエサ場周辺のすのこをステンレスすのこに切り替えていますが、残る豚房の改修工事もできるだけ早めに進めたいと考えています。さらに、株式会社ユーチカがシミュレーションされている衛生面の改善による事故率低減や出荷日齢の短縮にも強い興味を持っています。

今後に期待すること

今後に期待すること

現在は親会社と協力して、黒豚専用の飼料の開発に取り組んでおり、高級品種の黒豚をさらに特別な存在に仕上げていきたいと考えています。
私たちは「霧島黒豚」というブランドの知名度向上を目指し、消費者に美味しく食べられ、愛されることを目標に、あらゆることに取り組んでいく方針です。
株式会社ユーチカと太華工業株式会社には、その一翼を担うパートナーとして期待しています。引き続きよろしくお願い申し上げます。

よくあるご質問

希望のサイズで製作できますか?

お客様の豚舎環境に合わせたサイズで製作します。ご要望が多いサイズは長さ1,500mm×巾360mm×高さ70mm/溝巾25mmですが、1mm単位で調整可能です。

何枚から注文できますか?

10枚から注文可能です。(注文枚数が多い方が割安になります。)

納期はどれくらいですか?

通常納期は1~2か月です。(注文枚数等によって変動します。)

送料はかかりますか?

かかります。送料は注文枚数、納品先により変動しますので、個別にお見積もりします。

設置はしてもらえますか?

設置作業はお客様対応となります。

コンクリートすのこと併用はできますか?

併用できます。コンクリートすのこと同じサイズで製作しますので、併用しながら随時入れ替えが可能です。

豚がすのこを持ち上げて、ひっくり返しませんか?

ステンレスすのこ同士を連結させる構造になっていますので、豚がひっくり返すことはできません。また、コンクリートすのこと併用する場合は、持ち上げ防止金具(別売)を設置することで豚がひっくり返せないようにします。

豚や人が滑らないですか?

滑り止め用の加工を施してあり、滑りにくくなっています。実際にご使用頂いている養豚場でも豚や人が滑っての事故は発生しておりません。

肥育舎以外に子豚舎、ストール舎、分娩舎等でも使用できますか?

使用できます。豚舎環境に合わせたサイズで製作しますので、お気軽にお問合せください。

無償サンプルはもらえますか?

基本的にはサンプルは有償となります。検討用等でサンプル貸し出しが必要な場合は個別に対応しますので、お気軽にお問合せください。

養豚事業者の皆様へ

養豚経営を向上させる
「ステンレスすのこ」

高機能ステンレスによって、耐久性が高く、
超軽量の全く新しいステンレスすのこが開発できました。